イグノーベル賞は、「五月蝿い人を黙らせる装置」？

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ノーベル賞のパロディであり、人を楽しませたり、深く考えさせたりする研究に対して贈られる


「イグノーベル賞」


に、日本の研究者２人が選ばれました。


今回受賞されたのは、茨城県つくば市、産業技術総合研究所の栗原一貴と塚田浩二です。



彼らは


「音響賞」



と言う分野の賞において



「スピーチ・ジャマー」


と言うおしゃべりがうるさい人を黙らせようという装置を開発し、見事イグノーベル賞に選ばれました。


二人が開発した「スピーチ・ジャマー」は



マイクで拾った人の声を


「０．２秒遅らせて」


スピーカーに出すという仕組みで、自分の声が間を置いて聞こえてくると、人間は非常にしゃべりにくくなる現象を活用しているとの事。


このイグノーベル賞。


実は日本人の受賞は６年連続で、主催している科学雑誌では「おしゃべりが止まらない人をどう黙らせるかという人類の根源的な欲求に応えようとしたことが評価された」としているそうです。



栗原さんは「とても光栄です。実用レベルではありませんが、この技術が円滑な対話のために活用されることを期待しています」と、皮肉とも言えるコメントを残しています。

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タグ：イグノーベル賞 スピーチジャマー 受賞